第5回食生活ジャーナリスト大賞は、JFJ会員から候補者を募り、JFJ幹事らからなるJFJ大賞検討委員会で協議のうえ以下の通り決定し、その授賞式が3月29日(月)に行なわれた。日比谷図書文化館4Fスタジオプラス小ホール+zoom/ハイブリッド開催となり、その様子は下記で動画(YouTube)てご覧いただける。
◆授賞式の模様◆
【大 賞】
「ジャーナリズム」部門 : 株式会社料理通信社
「食文化」部門 : 一般社団法人日本調理科学会
授賞式では、小島正美代表幹事から盾と賞金が贈られ、農政ジャーナリストの会会長の行友弥氏、水産ジャーナリストの会会長の金子弘道氏、そして協賛くださった一般社団法人Jミルク常務理事の内橋政敏氏から祝辞が送られたのち、受賞者スピーチが行なわれた。
ジャーナリズム部門受賞の料理通信社からは君島佐和子氏が「食メディアの役割とは?」と題して、コロナ禍で食業界が苦闘する中、食の未来性を予感させる先進的な取り組みを次々に伝えた一連の報道についての経緯や内容を紹介。食文化部門受賞の日本調理学会からは香西みどり氏が、授賞対象であった「全国を網羅する聞き書き調査に基づく『伝え継ぐ 日本の家庭料理』(全16巻)の出版」について、調理科学会からの情報発信として家庭料理を伝え継いでいく意義について語った。両者は「料理を伝える」というテーマにおいて共通しており、会場からもその手法についての質問があり、JFJ会員の貴重な情報交換の場ともなった。
左から農政ジャーナリストの会の行友弥氏、水産ジャーナリストの会の金子弘道氏、食文化部門受賞の日本調理科学会の香西みどり氏、ジャーナリズム部門受賞の料理通信社の君島佐和子氏、小島正美JFJ代表幹事、Jミルクの内橋政敏氏。