私たちが毎日食べている農作物。これらが世界各国の農場で生産されていることは誰もが知っています。
農作物は野生植物ではありません。人類が改良を重ねてきたおかげで、大量生産可能かつおいしいという今の姿に変化してきました。すなわち工業製品と同じように技術開発や商品開発の賜物であり、各農作物は誰かが開発した品種の生産物なのです。この開発行為を、品種改良あるいは育種と呼びます。
育種産業は私たちの胃袋に直結していますから、熾烈な開発競争が繰り広げられています。しかしその舞台裏はあまり知られていません。そして多くの人は、品種自体の存在にも無関心なまま、日々農作物を口に運んでいるのです。
実際には、「歴史の陰に品種あり」、「食文化の陰に品種あり」であるはずなのに、あまり話題に上らないのはどうしてなのでしょうか?
【講師プロフィール】
竹下大学(たけしただいがく)
品種ナビゲーター、育種家
技術士(農業部門)、J.S.A.ソムリエ
千葉大学園芸学部卒業後、キリンビールに入社。花の育種プログラムをゼロから立ち上げ、新規事業として同社アグリバイオ事業随一の高収益ビジネスモデルを確立。2004年には、All-America Selectionsが北米の園芸産業発展に貢献した育種家に贈る「ブリーダーズカップ」の初代受賞者に、ただひとり選ばれる。その後、人材育成専任部署、経営企画部、一般財団法人食品産業センターへの社外出向等を経て独立。著書に『野菜と果物 すごい品種図鑑』(エクスナレッジ)、『日本の品種はすごい うまい植物をめぐる物語』(中央公論新社)、『植物はヒトを操る』(いとうせいこうとの共著、毎日新聞社)など。
《開催概要》———————————————————
- テーマ
- 知られざる育種産業の舞台裏と品種という存在の可能性
- 日 時
- 2022年9月7日(水)19時~20時30分(18時45分より開場)
- 場 所
- 日比谷図書文化館4Fスタジオプラス小ホール
- (千代田区日比谷公園1-4/TEL:03-3502-3340)
- *オンライン会議(ZOOM)も同時開催します。
- 講 師
- 竹下大学氏(たけしただいがく)
- 品種ナビゲーター、育種家
- 司会進行
- 畑中三応子(JFJ代表幹事)
- 参加費/申込
- JFJ会員・学生:無料 ➡ 申込フォーム
- 非会員1,000円 ➡ Peatixにて参加費を徴収
- ◆非会員の方でPeatix以外のお申込みをご希望の場合はコチラから
- 定 員
- 40人(@会場)
- 70人(@オンライン:ZOOM)
- お知らせ
- *お申込み完了後、 開催当日までに申込登録されたメールアドレスあてに
Zoom会議への入室用URL(会議ID、パスワード)をお送りします。
開催前日までに届かない場合は、JFJ事務局にメールでお問い合わせください。
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なお、必ずJFJ事務局のメールアドレス(info@jfj-net.com)を「連絡先」に
ご登録ください(弊会からのメールが拒絶される場合があります)。
*事前参加登録いただいた皆様には、後日YouTube動画を限定配信いたします。
(不具合で視聴できなかった方、急遽欠席になった場合も御覧いただけます) - お問い合わせ
- JFJ事務局
携帯:090-5002-6961
FAX:0467-95-9354
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