『シン・オーガニック』から、
いまあらためて問う、「なぜ有機農業」なのか。
【2025年1月15日 2024年度第7回勉強会】

第7回目の勉強会は、2024年7月に出版された『シン・オーガニック 土壌・微生物・タネのつながりをとりもどす』の著者、吉田太郎さんをお迎えします。

世界の食料需給の逼迫が懸念される一方で、カーボンゼロや生物多様性の保全も達成しなければならない難題を同時に解決しなくてはならない「農」をめぐる状況を、どうやって打開していくのか。

いまや世界的にコンセンサスが得られているこの前提を実現するための手法となると、AIやドローンを使ったスマート農業から、人工肉、細胞培養等の先端技術を用いたフードテックもあれば、一方に有機農業や自然農法といったリジェネラティブ農業(環境再生型農業)もあります。

ともすれば、「スピリチュアル系」と一蹴されがちな有機農業、自然農法を最先端の科学的知見と篤農家の叡智を織り交ぜながら縦横無尽に語りつくす『シン・オーガニック』。

土壌・微生物・タネをめぐる叡智に、最新の科学的知見によって解き明かしてくれる本書はまさに快刀乱麻の切れ味。

今回の勉強会では、そんな農の書である『シン・オーガニック』だけではなく、著者がいま執筆中の「食」をめぐる本の興味深いお話も、していただきます。

【講師プロフィール】
吉田太郎(よしだ・たろう)

1961年、東京都生まれ。筑波大学自然学類卒。同大大学院地球科学研究科中退。専攻は地質学。埼玉県、東京都および長野県の農業関係行政職員として勤務。 長野県では農業大学校教授(生物学、土壌肥料学演習)のほか、有機農業推進担当職員として有機農業の啓発普及に従事した。 定年退職後は晴耕雨読の生活をしつつ、フリージャーナリストとして活動。NPO法人日本有機農業研究会理事。 主な著作は『1000万人が反グローバリズムで自給・自立できるわけ: スローライフ大国キューバ・リポート』『タネと内臓』『コロナ後の食と農』『土が変わるとお腹も変わる』(いずれも築地書館)、『有機給食スタートブック』(共著、農文協)、『シン・オーガニック』(農文協)など。

《開催概要》———————————————————

演 題
『シン・オーガニック』から、
   いまあらためて問う、「なぜ有機農業」なのか。

日 時
2025年1月15日(水)19時~20時30分(18時45分より開場)

場 所
日比谷図書文化館4Fスタジオプラス小ホール
(千代田区日比谷公園1-4/TEL:03-3502-3340)
*オンライン会議(ZOOM)も同時開催します。

講 師
吉田 太郎(NPO法人日本有機農業研究会理事)

司会進行
小山 伸二(JFJ幹事)

参加費/申込
JFJ会員・学生:無料申込フォーム
非会員1,000円Peatixにて参加費を徴収
◆非会員の方でPeatix以外のお申込みをご希望の場合はコチラから

定 員
50人(@会場)
100人(@オンライン:ZOOM)

お知らせ
*お申込み完了後、 開催当日までに申込登録されたメールアドレスあてに
Zoom会議への入室用URL(会議ID、パスワード)をお送りします。
開催前日までに届かない場合は、JFJ事務局にメールでお問い合わせください。
 メールアドレスの入力ミスが増えております。ご注意ください。
 なお、必ずJFJ事務局のメールアドレス(info@jfj-net.com)を「連絡先」に
 ご登録ください(弊会からのメールが拒絶される場合があります)。
*事前参加登録いただいた皆様には、後日YouTube動画を限定配信いたします。
(不具合で視聴できなかった方、急遽欠席になった場合も御覧いただけます)

お問い合わせ
食生活ジャーナリストの会(JFJ)事務局
〒113-8657 東京都文京区弥生1-1-1
東京大学農学部フードサイエンス棟405-1号室 SFSS内
携帯:090-5002-6961
info@jfj-net.com

タイトルとURLをコピーしました