2019年 JFJ「食の十大ニュース」決まる!

 「食生活ジャーナリストの会」(小島正美代表幹事、会員数約160人)は16日、
「2019年食の十大ニュース」をまとめ、公表しました。
1位は「食品ロス削減推進法の施行」」です。

 恵方巻の大量廃棄などで問題視された食品ロス。削減に取り組む理念を定めた「食品ロス削減推進法」が今年10月に施行されました。小売店では、消費期限が近い食品の購入客にポイントを付与したり、製造日から賞味期限までの期間を3等分して販売期限を設定する商慣習「3分の1ルール」の緩和といった取り組みが始まっています。土用のうなぎや、クリスマスケーキの予約販売も話題になりました。

十大ニュースの順位は以下の通り:

①食品ロス削減推進法の施行
②ゲノム編集食品 厚生労働省の届出受付開始
③相次ぐ台風で甚大な農業被害
④豚コレラ発生でワクチン接種開始
⑤タピオカ大ブーム 「タピる」も流行
⑥ストローなど、プラごみ削減の動き広まる
⑦日本がIWC脱退 商業捕鯨再開
⑧消費増税 食品の軽減税率で混乱
⑨コンビニ24時間営業に限界
⑩食料自給率37% 冷夏の93年度に並び過去最低

 選考基準は▽会員の投票数▽各種メディアのニュースに登場した頻度▽歴史的観点から見たニュースの価値・重要性――の3点です。

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