・演 題:コーヒーの本を書き、作り、届ける
~中世のイスラーム社会に誕生したコーヒーからメディアの明日を考える~
・講 師:小山伸二(おやましんじ)JFJ副代表幹事、日本コーヒー文化学会常任理事、詩人
辻調理師専門学校職員、メディア・プロデューサー、立教大学兼任講師
清水美穂子(しみずみほこ)ライター、ブレッドジャーナリスト
・会 場:日比谷図書文化館4Fスタジオプラス小ホール・オンライン会議(ZOOM)同時開催
・参加者:38名(会場10名+オンライン28名)
・文 責:田尻 泉
2020年9月に「コーヒーについてぼくと詩が語ること」を上梓した小山伸二さんを講師に、普段何気なく飲んでいるコーヒーの歴史と文化を、そしてコーヒーについて語ることで何が見えてくるのかを掘り下げました。第1部では小山さんが、コーヒーの起源、そして世界に広まったコーヒーから各地でいかにして文化が育まれていったのかを紹介し、さらに現在においてコーヒーを語る意味を考えました。第2部では同書の編集を担当した清水さんによる著者インタビューの形で進行し、なぜ語るのか、誰に語るのか、誰が語るのか、そして詩とは何か、コーヒーとは何かをテーマに熱い議論が繰り広げられました。