21世紀、日本人は肉を食べ続けるのだろうか
ビーガン、代替肉、培養肉について日本の食文化の中で考える
【第34回公開シンポジウム】

今、日本の畜産業は試練の時を迎えています。牛のゲップには地球温暖化につながるメタンガスが含まれ、嫌われ者に。海外では動物福祉(アニマルウェルフェア)の観点から日本の食肉に難色が示される可能性も出ました。地球規模で見れば、人口爆発で2100年には109億人となると国連が予想しており、必要なたんぱく質を現状の畜産業では賄いきれないとの見方もあります。明治時代以降、日本人の食肉需要を支えてきた畜産業はどうなるのでしょう。私たちはこれからも肉を食べ続けることができるのでしょうか。そもそも、日本人にとって食肉とは何でしょう。日本の食肉の歴史を振り返り、未来の食肉のあり方を考えます。

開催概要

食生活ジャーナリストの会 第34回公開シンポジウム
【テーマ】21世紀、日本人は肉を食べ続けるのだろうか
     ビーガン、代替肉、培養肉について日本の食文化の中で考える

【日 時】2024年11月30日(土)13時30分~17時00分(13時開場)
                 17時30分~19時00分◆懇親会@シンポ会場ロビー
【場 所】東京大学農学部 フードサイエンス棟 中島董一郎記念ホール
      
(東京都文京区弥生1-1-1 最寄り駅:東京メトロ南北線東大前駅)
       
https://www.a.u-tokyo.ac.jp/campus/overview.html
      *Zoomによるライブ配信も実施します(ハイブリッド開催)
      *後日アーカイブ配信あり
【主 催】 食生活ジャーナリストの会(JFJ)
【参加費】 一般 1,000円  ※会員と学生は無料
      *懇親会 2,000円(会場で徴収します)

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【申 込】会員・学生:無料➡ 申込フォーム
     非会員1,000円 ➡ Peatixにて参加費を徴収
     ◆非会員の方でPeatix以外のお申込みをご希望の場合は コチラ から

【定 員】会場:70人、オンライン(ZOOM会議):100人

プログラム

講師/演題は変更となる場合があります

13:00 開場

13:30~13:35
【開会あいさつ】畑中三応子(JFJ代表幹事)

13:35~14:15
【基調講演】
原田信男氏(国士舘大学名誉教授)
 「日本における『肉食文化』の変遷」

【パネルディスカッション】
14:20~14:40
◆大津愛梨氏(O2Farm共同代表)
 「21世紀も日本人は肉を食べ続ける! 持続可能な畜産の提案」

14:40~15:00
◆杉浦仁志氏(Social Food Gastronomy)
 「世界のなかの日本の『ビーガン』」

15:00~15:20
◆吉富愛望アビガイル氏(一般社団法人細胞農業研究機構代表理事)
 「新しい選択肢・培養肉に国、産業界、消費者はどう対応できるのか」

15:20~15:30 休憩

15:30~17:00
【クロストーク&ディスカッション】
パネリスト:原田氏、大津氏、杉浦氏、吉富氏
ファシリテーター:小山 伸二(JFJ幹事)

17:00 閉会


17:30~19:00 懇親会 @シンポ会場ロビー
        *参加費2,000円は現地にて現金で徴収

講師プロフィール

原田信男(はらだ・のぶお)/国士舘大学名誉教授

1949年栃木県宇都宮市生まれ。国士舘大学名誉教授、京都府立大学客員教授。専攻:日本文化論・日本生活文化史 ウィーン大学日本学研究所客員教授、国際日本文化研究センター客員教授、放送大学客員教授を歴任。日本生活文化史専攻。主な著書は『江戸の料理史』『歴史のなかの米と肉』など。

大津愛梨(おおつ・えり)/O2Farm共同代表

ドイツ生まれの東京育ちの現役農業者。1998年慶應義塾大学環境情報学部卒業後、ドイツ・ミュンヘン工科大学大学院に留学。ランドスケープ計画による持続可能な農村づくりを学び、修士号を取得。帰国後、夫の故郷である熊本件南阿蘇村で2003年に就農。無農薬栽培、減農薬栽培の稲作とあか牛の繁殖という伝統的な組み合わせでランドスケープを守る農家となる。農業発展に貢献した人物を懸賞する国連食糧農業機関(FAO)の「模範農業者賞」を日本人で2番目に受賞。

杉浦仁志(すぎうら・ひとし)/Social Food Gastronomy

大阪生まれ。2009年渡米。料理業界のアカデミー賞とされる「ジェームス・ビアード」受賞シェフであるジョアキム・スプリチャル氏のもと、LA・NYCのミシュラン星つきレストランで感性を磨き技術を習得。日本におけるビーガン・プラントベース調理の第一人者。日本サステイナブル・レストラン・協会プロジェクトアドバイザーシェフ、一般社団法人J Vegan協会副会長兼エグゼクティブシェフなどを務める。

吉富愛望アビガイル(よしとみ・めぐみ・あびがいる)/一般社団法人細胞農業研究機構代表理事

イスラエル生まれ・東京都育ち。2013~2017年早稲田大学理論物理学専攻、2017~2018年東京大学大学院理学系研究科物理学専攻(中退)、2019~2020年多摩大学大学院 MBAルール形成戦略コース、2022~現在、東京大学先端科学技術研究センター客員研究員。2018年~2019年まで、ブロックチェーンや機械学習分野のスタートアップに努めるほか、2019年~2023年までは欧州系投資銀行にて日本企業の海外企業に対するM&A等を支援。経済産業省・産業構造審議会・商務流通情報分科会・バイオ小委員会・バイオものづくり革命推進ワーキンググループ委員、農林水産省・フードテック官民協議会・細胞農業WT事務局長などを務める。2020年『Forbes Japan』の「世界を変える30歳未満30人の日本人」Law and Policy部門に選抜。



お知らせ
*お申込み完了後、 開催当日までに申込登録されたメールアドレスあてにZoom会議への入室用URL(会議ID、パスワード)をお送りします。開催前日までに届かない場合は、JFJ事務局にメールでお問い合わせください。メールアドレスの入力ミスが増えております。ご注意ください。なお、必ずJFJ事務局のメールアドレス(info@jfj-net.com)を「連絡先」にご登録ください(弊会からのメールが拒絶される場合があります)。
*事前参加登録いただいた皆様には、後日YouTube動画を限定配信いたします。
(不具合で視聴できなかった方、急遽欠席になった場合も御覧いただけます)

お問い合わせ
食生活ジャーナリストの会(JFJ)事務局
〒113-8657 東京都文京区弥生1-1-1
東京大学農学部フードサイエンス棟405-1号室 SFSS内
携帯:090-5002-6961
info@jfj-net.com

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