土を知ることで解決する食の問題とはーー土の研究者が展望する未来の農業
【2025年3月24日 2024年度第9回勉強会】

土は、私たちの食の95~98%を生み出す重要な生産基盤です。ところが、日本では自分で求めない限り、土について学ぶ機会がありません。土壌劣化を防ぐ不耕起栽培などの農法や健康や食についての問題、また、食料安全保障、みどりの食料システム戦略、給食有機化といった政策に対して向けられる不安や失望は、土への理解不足が原因となっていることも少なくありません。日本には有機農業や自然栽培で無数の農法があり、そこに土壌の健康や環境再生型農業という新しい概念が入り込み、カオス化しています。土とは何か、日本の土、世界の土はどのような特徴があるのかーー。地球の過酷な環境下のあらゆる土を知り尽くし、研究を重ねる“土の研究者”の藤井一至さんが土のすべてを語り、日本・世界の農業の未来を展望します。

【講師プロフィール】
藤井 一至(ふじい かずみち)
土の研究者

1981年富山県生まれ。京都大学農学研究科博士課程修了、博士(農学)。
日本学術振興会特別研究員、森林総合研究所主任研究員を経て現職。カナダ極北の永久凍土からインドネシアの熱帯雨林までスコップ片手に世界、日本の各地を飛び回る。『土 地球最後のナゾ』(光文社新書)で第7回河合隼雄学芸賞を受賞。そのほか、第1回日本生態学会奨励賞、第33回日本土壌肥料学会奨励賞、第15回日本農学進歩賞、第39回とやま賞、第27回日本生態学会宮地賞、第9回World OMOSIROI Awardなど受賞多数。著書に『土と生命の46億年史』(講談社ブルーバックス新書)、『大地の五億年』(ヤマケイ文庫)がある。『1億人の大質問!? 笑ってコラえて!』(日本テレビ系)、『クレイジージャーニー』(TBS系)などメディア出演多数

《開催概要》———————————————————

演 題
土を知ることで解決する食の問題とはーー土の研究者が展望する未来の農業

日 時
2025年3月24日(月)19時~20時30分(18時45分より開場)

場 所
日比谷図書文化館4Fスタジオプラス小ホール
(千代田区日比谷公園1-4/TEL:03-3502-3340)
*オンライン会議(ZOOM)も同時開催します。

講 師
藤井 一至/土の研究者

司会進行
中野 栄子(JFJ幹事)

参加費/申込
JFJ会員・学生:無料申込フォーム
非会員1,000円Peatixにて参加費を徴収
◆非会員の方でPeatix以外のお申込みをご希望の場合はコチラから

定 員
50人(@会場)
100人(@オンライン:ZOOM)

お知らせ
*お申込み完了後、 開催当日までに申込登録されたメールアドレスあてに
Zoom会議への入室用URL(会議ID、パスワード)をお送りします。
開催前日までに届かない場合は、JFJ事務局にメールでお問い合わせください。
 メールアドレスの入力ミスが増えております。ご注意ください。
 なお、必ずJFJ事務局のメールアドレス(info@jfj-net.com)を「連絡先」に
 ご登録ください(弊会からのメールが拒絶される場合があります)。
*事前参加登録いただいた皆様には、後日YouTube動画を限定配信いたします。
(不具合で視聴できなかった方、急遽欠席になった場合も御覧いただけます)

お問い合わせ
食生活ジャーナリストの会(JFJ)事務局
〒113-8657 東京都文京区弥生1-1-1
東京大学農学部フードサイエンス棟405-1号室 SFSS内
携帯:090-5002-6961
info@jfj-net.com

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