「料理」とは何か ~料理研究家とその時代~

9月の勉強会は、作家で生活史研究家の阿古真理さんをお迎えします。
阿古さんは、今年の5月に『「和食」って何?』(ちくまプリマー新書)、『小林カツ代と栗原はるみ 料理研究家とその時代』(新潮新書)を立て続けに出版されました、食と暮らし、そして女性の生き方などをテーマに活躍されている作家です。
この近著二冊は、ある意味で「料理」とは何かという大きなテーマを、日本の昭和の食卓と社会の諸相を丁寧にトレースしながら描き出そうという試みと読めます(この分野での著作としては筑摩書房から昭和の食の三部作があります)。
今回は、阿古さんの食の書き手としての背景、そして「料理」を巡るこれからのお仕事の展望をじっくりお聞きしたいと思っています。
テーマである「料理」とは何かは、おそらく「食のジャーナリズム」のこれからに必要なものは何かに、つながっていくはずです。今回の勉強会は、参加者の皆さんと一緒に、そのことを考える機会になることを期待しています。

◎主な内容:「生活史研究家」を名乗るまで/『小林カツ代と栗原はるみ 料理研究家とその時代』誕生秘話/『昭和の洋食 平成のカフェ飯』がきっかけに/『「和食」って何?』で発見したこと/料理論――プロと比較しながら/なぜ料理は難しいのか/つくることがなぜ必要なのか/料理とは何か

講 師
作家・生活史研究家
阿古真理 氏
日 時
9月28日(月) 午後6時半~8時
場 所
東京ウィメンズプラザ 第一会議室
東京都渋谷区神宮前5-53-67
電話 03-5467-1711
参加費
1,000円(当日お支払いください)学生・会員は無料
懇親会(先着20名) 会場の近くを予定しています
※別途、参加費が必要です
 お申し込みの際、懇親会参加の有無もお知らせ下さい
申し込み
JFJ事務局
電話&FAX:042-554-3887
jfj-shoku@t-net.ne.jp

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