【企画の趣旨】食生活ジャーナリスト大賞の創設について
現代ほど「食」と「農」に関する動きが日々、激しく動く時代はありません。そうした中でますます重要性が増しているのが、的確な食や農に関する情報の発信です。
ここ10年余り、メディアの多様性はいよいよ高まり、旧来の活字メディアはいうに及ばず、ネット情報は洪水のごとくあふれるようになりました。しかし、それらの情報は玉石混交であり、人々の判断に資する情報が少ないのが実情です。
こうした状況の中、「食生活ジャーナリストの会」(JFJ)は「食生活ジャーナリスト大賞」を創設することを決めました。大賞は「ジャーナリズム部門」と「食文化部門」の2部門から成ります。
ジャーナリズム部門は、食に関する情報発信ですぐれたメディア活動を行い、的確な情報発信で信頼される人または団体を表彰します。食文化部門は、食文化の分野ですぐれた活動を行っている人または団体を表彰します。この食文化の概念は幅広く、地域の食文化の継承、学校や地域での食育、伝統料理の保存、おいしい料理の工夫、貧困家庭の食の救済などさまざまな活動を含みます。
こうした顕彰活動を通じて、信頼される情報がより広く発信され、日本の食文化が各地で向上する社会を目指します。
食生活ジャーナリスト大賞は毎年3月に決定します。私たちJFJはこの賞が広く知られるように努め、豊かな食情報と食文化が花開くことに邁進します。
平成29年1月吉日
食生活ジャーナリストの会
代表幹事:小島正美
1 大賞の名称
食生活ジャーナリスト大賞
2 大賞は2部門から成り、個人または団体を表彰する。
名称は以下の通り。毎年、①と②をそれぞれ選ぶ。
①食生活ジャーナリスト大賞・ジャーナリズム部門
②食生活ジャーナリスト大賞・食文化部門
3 大賞の趣旨と特徴
- 特色は意外性と人材の発掘性を重視する。すでに名の知れた人よりは
「こんなすばらしい人(団体)がいますよ」という人材を発掘して、世に知らしめることを
目的とする。 - 食生活ジャーナリスト大賞(ジャーナリズム部門)は、食の分野でジャーナリスト(媒体も含む)として、注目すべき業績を残した者、または将来性に富む業績を残しつつある者。
- 食生活ジャーナリスト大賞(食文化部門)は、食の分野で食の文化向上に貢献した者、または将来性に富む貢献を残しつつある者。
食の文化は地域の食文化、食育、伝統料理の保存、貧困家庭の食の救済、食を通じた町おこし運動、おいしい食べ物や調理の工夫など幅広く食文化全般を指す。
4 大賞の候補者選定
- 大賞の候補者は、会員から募る。他薦・自薦の両方あり。
- 多数の候補者の中から、大賞検討委員を加えたJFJ幹事会が、
毎年2月に2部門の大賞者を決める。 - 候補者の推薦書は所定の用紙を用意し、それに書き込んで送ってもらう
5 候補者の受付
幹事会からの一斉配信で候補者を募る。
6 大賞の発表
3月、大賞のリリース文を作成。関係媒体に公表する。