今も昔も、健康は人が生きていくうえで最大の関心事といえるかもしれません。
けれども、何をもってヘルシーとするのか、どうすれば健康になるのか、答を出すのは難しいものです。
西日本支部の第3回勉強会では、はるか遠い国、時代に生きた人々の知恵を知ることで、健康な食について考えてみたいと思います。
今回は、中世ヨーロッパ史およびイタリア史がご専門で、食文化研究も手がけておられる
奈良女子大学教授・山辺規子先生をお招きして、中世・地中海世界で共有された食養生の考え方に
ついてお話しいただきます。
14世紀の豪華な図版入り健康書からは、健康を願う中世人の心情が伝わるとともに、当時の食生活の諸相も浮かび上がってきます。
夏の疲れを癒して、来たる食欲の秋を迎えるために、皆さんふるってご参加ください。
《開催概要》———————————————————
テーマ 「歴史から考える“ヘルシーって何?”」
日 時 8月30日(水) 17:30開場 18:00開演 19:30閉演
会 場 辻調グループ エコール辻大阪 1階カレッジホール
大阪市阿倍野区松崎町3-16-3
http://www.tsuji.ac.jp/access/ ←地図のAの場所です。
講 師 山辺規子氏(奈良女子大学 研究院人文科学系人文社会学領域教授)
中世ヨーロッパ史・中世イタリア史
<講師:プロフィール>
1984年、京都大学文学研究科 西洋史学 修士課程学位取得。
橘女子大学文学部助教授を経て、2004年より現職に。
共著に『15のテーマで学ぶ中世ヨーロッパ史』(ミネルヴァ書房)、
『地中海ヨーロッパ』(朝倉書店)、『イタリア都市社会史入門』
(昭和堂)ほか、共訳書に『世界 食事の歴史』(東洋書林)、
『ヨーロッパの食文化』(平凡社)。
参加費 1000円(JFJ会員は無料)※学生は無料
定 員 先着30名
申し込み JFJ事務局
電話&FAX:042-554-3887
jfj-shoku@t-net.ne.jp