近年、保育現場では「野菜スティックをうまく食べられない子どもがいる」など、噛めない子どもの増加を心配する声があがっています。
食べる、飲み込むといった機能は、あらかじめ人間にプログラムされた機能ではなく、子ども自身の食経験によって徐々に育っていくものです。
食べる機能の発達は個人差が大きく、「なかなか飲み込まない」「噛まない」という保護者からの訴えは子どもの成長過程で多く聞かれますが、周囲が成長過程での関わり方を誤ることによって子どもの「食べる機能」の発達が妨げられてしまうこともあるのです。
今、子どもの「食べる機能」にはどんな問題が起こっているのでしょうか。
その理由は? それに対し、何ができるのか ?
産婦人科や歯科、行政などの現場で「噛む育」の実践・教育に携わる田中美智子氏を招き、生涯の食生活を支える「食べる機能」の育て方、メディアが伝えていくべきことを考えます。
講師:田中美智子(たなか・みちこ)氏
フリーランス・管理栄養士
管理栄養士として、病院で栄養指導や保健指導を経験後、保健所勤務時に行った歯科事業で「食べられない」子どもの食事指導の必要性を目の当たりにし、健康咀嚼指導士の資格を取得。咀嚼支援を取り入れた食事指導を開始した。保健所を退職後は産婦人科に勤務し、離乳食期指導に従事。現在は「お口育ての離乳食教室」、「与え方で発達が変わる離乳食教室」として産婦人科・歯科医院・行政機関などで離乳食教室などの教育・講演活動を行っている。
《開催概要》———————————————————
- 日 時
- 2019年2月20日(水)18:30~20:00
- 会 場
- 千代田区立日比谷図書文化館 4階スタジオプラス小ホール
東京都千代田区日比谷公園1-4
東京メトロ 丸の内線・日比谷線「霞ヶ関駅」B2出口より徒歩約3分
都営地下鉄 三田線「内幸町駅」A7出口より徒歩約3分
東京メトロ 千代田線「霞ヶ関駅」C4出口より徒歩約3分
JR 新橋駅 日比谷口より 徒歩約10分 - 参加費
- 会員無料 非会員2000円/人、学生非会員500円/人
- 定 員
- 50人 ※定員になったら締め切ります
- 申し込み
- 参加申し込みフォームはこちら
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