消費者の“食育”にも力を

日本生活協同組合連合会 テストキッチン・表示企画室室長 丹敬二氏

 最近の消費者は、「常温って何度ですか?」「この缶詰の開け方を教えてください」など、これまでは常識といわれるようなことまで聞いてきます。一方では、生産現場の技術進歩はすさまじいものがあります。そのため、生産現場と消費者現場の距離はどんどん大きくなっているような気がします。

 食の安全を考えるうえでは、その距離を埋めるために、消費者に対する「食育」にも力を入れる必要があると考えています。

2004/02/19 第13回JFJ公開シンポジウムより